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2008年03月06日

デュエリストささら降臨 Turn1

久々にSS書きたくなったので今からでかけるから時間ないので
とちゅうまでですが指ならしにかいてみましたww
電波120%なのでご了承をww

「デュエリストささら降臨 Turn1」

卒業式の季節。
俺とささらは生徒会室でひたすら雑務に追われていた。
この時期、卒業間近とあって色々とはっちゃける連中が多いのでそちらの対応で手一杯といった感じ。

「恭介さん、3年B組でToLoveるがあったみたいなの、悪いけどお願いできる?」
「いや、いいけどささら何処でそういう事覚えてくるの……」

最近ささらがおかしいよママン……。
そんな事を思いつつ、俺はトラブル対処のため生徒会室をあとにする。
今は卒パの準備期間で、各クラスで出し物を行うのだが、卒業前に何か思い出を残したいのか
色々と生徒会役員としては頭を悩ませる事がいっぱいなのだ。

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「えっと……その、個人的には応援したいんですが一応学び舎でそういう事をされるとまずいかなーなんて」

問題のクラスにやってきた俺は入った瞬間に、クラっとした。
トラブル対処で呼ばれてきたはずなのだが、これはもうトラブル処理とかそういうレベルじゃない…。

「どーしてメイド喫茶はよくてスク水喫茶はダメなんですかっ!!」

3年B組の卒パ実行委員の男子生徒が大きな声で叫ぶ。

「いや、さすがに露出度の高いものは一般の方もこられますし、許可できません……」
「そんなこといって、兄さんだって好きもんなんでしょ?」

そういって男子生徒はドアから一歩横にズレ、中のスク水の女子生徒を俺に見せる。
というか、以外に女子も結構ノリノリじゃん……卒業前って恐ろしいな、ホント。

「いや、確かに個人的には是非とも開催していただき……じゃなくて、後でPTAの方から苦情とかくると卒業や進路にもひびくかもしれませんし…」
「いやいや、今の日本には萌えがたりんとですよ!どげんかせんといかんのです!!」
「は、はぁ……」

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あれからニ時間。
何をどういっても納得しないのでかなり長めのエプロンをスク水の上から着用ということで無理やり許可した。
いや、だって恐ろしいんだもん。
それに俺も見たいし……なんていったらささらが妬いちゃうかな

「ごめん、遅くなって」

そういってドアを開けるとささらがこちらに背を向け夕日を眺めていた。

「まっていたわ、恭介さん」
「?」

ささらが振り返る。
その手には見慣れたカードが握られていた。

「デュエルよ、恭介さん」

そういうささらの目は完全にデュエリストの目だった。
どうする、俺


次回に続く(のかな?かな?)

【WEB拍手レス】

アダム「でも、デレデレキャラって大体、後半で心の闇っつ~か、影みたいなの見せますよね。ヤンデレキャラって最初はデレデレのことが多いし。扱いに気を付けてくださいねwww」

確かにww だから俺はツンデレ(ツン後のデレは安心だから)がすきなのかもしれませんねww

>>デレデレ
性格的にはどういったのがいいのか気になった。

凛々しい子が好きなけせらでした。

性格は、どんな子でも好きかなあ 活発で明るいのもOKだし、おとなしめで袖をちょこんと上目遣いで握ってくるようなのもおkだしw

2006年09月28日

CLANNAD SS『ツンデレな彼女』

ペッペッペッペ

さて、今日は平日。
そして俺は学園にかよう学生。
そして周りに人1人いないこの景色。
俺は一体どう解釈すればいいのだろう?

ペッペッペ

もしかして、実は俺が寝てる間に地球は侵略されていて

『朋也~~~』

この町の人々は連れ去られてしまったのだろうか?
いや、そうだろう。きっとそうなのだ。
いやー、この広い世界に俺だけかー。
いやね?そりゃ前々からもし世界で俺1人だけになってしまったら
とりあえず1回200円のUFOキャッチャーを惜しみなくプレイするだとか
コンビニで弁当食い放題パーティーとか色々日々妄想してたさ。

ペッペペッペ

「朋也ってばーー!!」

あとはそうだなぁ……VIPご用達の高級ホテルのスィートに泊まって
窓辺に腰掛けてワイングラス片手に『みろ、人がゴミのようだ』って言って見たいなぁ。
まあ、そんときゃ人っ子1人いないんだけどな。

ペッペッペ

「朋也ーー!!!(怒)」

さて、そろそろ下らないイマジネーションワールドからリアルに戻るとするか。
VIPご用達のスウィートホテルなんて俺が生きてるうちに1度でもいけないだろうしな。
んで何か、後ろのほうから音が聞こえてるようなきがしないでもないが気にしない。
だってほら、今日はこんなにいい天──

ドカッ!

「きぃいいいいいいいい」

俺は背中に深く来た重い痛みとともにお星様になった。
嗚呼、地球は青かった……バタッ。

「あんた、私が詠んでるのに無視するなんていい度胸じゃないの(怒)」

げふ……。
ああ、神様。
この世はなんて理不尽で不条理なのでございましょうか?
ボクは只、あまりの睡眠の心地よさについ悪魔の囁きを聞いてしまい
二度ねして誰も居ないこの時間帯に登校しているだけなのです。

「二度寝ばんざーーーい!!」

俺がガバッと起き上がると、傍にいた誰かがビクっとした。

「いやぁ~、あんた泡吹きながら伸びちゃってるから流石にビックリしたわよ」
「というか人を轢くなよ!!」

俺が不機嫌オーラ全開でこの人轢きバイクの運転手、藤林杏を睨みつける。

「……ごめん、その、痛いところとかある?」

急にしおらしくなる。
うぅ……その上目遣いは反則だ。
そんな目をされたら俺が楽しみにしていたプリンを食べられていたとしても
ニッコリ笑顔で許せてしまうじゃないか

「ああ、大丈夫だよ、いつのもことだし」
「朋也が無視するからついいつもの調子でやっちゃった……」

杏は本当に申し訳なさそうな表情で俺に手を差し伸べる。
……う、なんかすごい……なんていうか、照れる。

「またお前も遅刻か、まったく懲りないやつだな」
「……その言葉、あんたにだけは言われたくないわね……」
「俺はほら、昨日は色々あって眠れなかっただけさ!はっはっは!」

俺がその場を誤魔化すようにそういうと
杏は顔を真っ赤にしながら

「……実は私も」

なんていいやがった。

「う……」

つられて俺も真っ赤になる。
そう、昨日、俺と杏は晴れて……カ、カカカ、カップルになってしまったのだった!
そうだよな、そうだよな。
恋人といえばやっぱり仲よく一緒に登校だよな!

「ほら」

そうして俺は自然に手を差し出す。
すると、杏は一瞬ビックリしたような顔をしたが

「まったく、仕方が無いわねー」

といいながら満面の笑みを浮かべながら手を握ってくる。

「俺さ、お前の彼氏なんだよな?夢じゃないよな?」
「……それはこっちの台詞だって……」

杏は片手でバイク、もう片方で俺の手をにぎって歩きにくそうにしながら頬を紅く染めている。
俺は照れくさいので後ろ頭を掻きながら

「ま、何にしてもよかったよな。これで俺らも恋人いない暦イコール年齢からおさらばだ」

というと杏は

「……ごめんなさい、私、朋也で4人目……」

──!?

「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ぇえええ!?」

あ、しまった、思わず顔文字が出てしまった。
まあいいか、さっき杏も(怒)とか言ってた様な気がするし。うん。

……って

「マジか、マジかよ!?いや、マジなのか?」

杏に関しては浮ついた噂を一切聞かなかったもんだからてっきり俺と同じかと……
まあ、こいつ可愛いし……たまに毒舌が傷だけど優しいとこもあるし……自然な流れか……。

そうして俺がまるでリストラされたサラリーマンのようなオーラを漂わせながらトボトボと
杏の手を握りつつ歩いていると

──ちゅ

唇にやわらかくて温かい感触が広がった

「なーんてね、私だって朋也が初めてよ」
「な、お、おまえな~」
「……ずっと朋也が好きだったんだからしょうがないじゃない……」

……はぁ。
朝っぱらからまるでラブコメのような展開だなオイ。
……それでも、結局学校につくまで終始頬の緩みっぱなしな俺達だった。
こういうのをバカップルというのだろうか?

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そして昼休み

「ほら、今日も私特製の豚カツをつくって来たわよ」

そう、俺達は今2人で向かい合わせになりながら
今日の手作り弁当を頬張っている。
うん、なんかスゲー恥ずかしいけどやっぱ杏の弁当はうまいな

「あの~~俺のこと忘れてないッスかねえ?」

何か聞こえたような気がするが気のせいだろう。

「ほ~らボタン、食べなさい~」

そういって杏は子豚……じゃなかった、ペットの子イノシシのボタンに
あろうことか豚カツをあげていた……

『プヒプヒッ♪』

……しかもうまそうに食ってやがる。

「杏、お前最悪な……」

こうして俺達プラスα

「プラスαって僕のことですかねぇ!?」

の楽しい昼食は幕を閉じたのであった、おしまい。

さて、これから杏とどうするか、色々考えないとな。
へっへっへ

「朋也、急にニヤけちゃってどうしたのよ」
「……いや、お前が余りにも可愛すぎてな……」

俺がそういうと杏は一気に顔を真っ赤にする

「な……」

「……あの~、ボクもう帰っていいですかね?」

FIN

2006年09月08日

オリジナル小説『星に願いを─空想の姫─』最終話

というわけで、小説の題名変更&最終話公開です。
多くは説明しません。小説の題名から色々と模索してください。
一気にかきあげたのであれですが、よろしければ読んでやってくださいね!
感想などもお待ちしてます!

『さあ、大人しく渡して貰おうか。お前らには宝の持ち腐れだ』
『貴方、今のうちに──を連れて逃げて』
『そんな……お前を置いて逃げれるわけないだろ』
『これだけの大群の攻撃を防ぐ手段は私しか持ってないし、それもうもたないんです
 だから、早く!』
『──っ』

────
走馬灯のように、流れる記憶。
その刹那──

『……強くなれ。そしてお前にはいいものを授けてやる』

俺は、全てを思い出した。
今度こそ目の前で大切な人を失わないように。
俺は強くならねばならない。

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困った。
  イマジネーション・フィールド
この 空想具現化領域 は私が異性と契約をしていている場合にのみ発動できる魔術で
このフィールドの効果が適用されている者はイメージするだけでそれを現実にすることができる。
──が、それには凄まじいほどの精神力、魔力を消費する。

今、彼は私が支えている横で、頭を抱えてうずくまっている。
その所為で、彼の放ったA.T.フィールドは徐々に弱まっていき、今にも消えそうである。
そう、この私の魔術。
私に魔術刻印があるわけでもない。
そもそも私は魔術師でもなんでもないただの一般人だ。

そんな私がこの魔法じみた魔術を生成できる理由。
それが、彼のお父さんがくれた1枚の札。
魔法札と呼ばれる魔力のこもった札で、私がもっているのは「空想の姫」とかかれた札。

そう、魔法札も何も持たない彼に、いきなりこんなことをさせているのだ。
きっと、その所為で負担がかかって、今まさに反動がきたのだろう

「ごめんね……私のせいで……」

どうやら私の声は聞こえていないらしい。
早く、助けないと。

一応、私もこのフィールドの効力を受けている。
なら──

「月下流──奥義」

イメージする。
右手にずしりと思い感覚。
思い浮かべるのは1つ。
彼女の──、剣。
決意と、苦労と、力のこもった──

「なんだそりゃ、お嬢ちゃん、そんな折れた剣で何ができるってんだい?」

言ってればいい。
彼女の剣筋を私が完全に再現することはできないだろう。
でも、こいつらを倒すことぐらいはできるはず。

「百花繚──」

パキン。
あ。
折れた、いや、折れたという表現は適切ではない。
消えた。というほうが正しい。
やっぱり、私の精神力じゃダメだったみたい……

そしてこの瞬間、私達の周りのA.T.フィールドは全て消え、

「全員、総発射ぁああ──!」

という声が聞こえた──

--------------------------------------------------------------------

沙希を助けないと。助けないと。
イメージする、最強の剣、最強の剣

「全員、総発射ぁああ──!」

軍隊長の声が響いた。
と同時に

「何!?」

という驚きの声も聞こえた。
そう、俺は四方からの全銃弾を全てはじき返したのだ。

「ははははは、エクスカリバー2刀流だぜ!」

エクスカリバー。
アーサー王が持ったとされる世界最強の剣。
それを俺は今、あろうことか2本もっている。

「……うそ」

沙希は驚いた様子で俺の両手を見ている。
その両手にはしっかりと伝説どおりの聖剣が握られている。

「いくぞぉおおおおお!!!」

叫ぶ。
俺は思い出した。
俺は剣士だ。
親父から剣術を習った。
流儀は月下流──
でも、俺は──

「小太刀……じゃないけど小太刀2刀流──」
「その逆手の構えはまさか──!?」

沙希がわざわざ説明的突っ込みをいれてくれる。
ありがとう、沙希。

「回転剣舞六連!!!」

ぐぁあ──という無数の声とともに兵士が次々と倒れていく。
ちなみにみねうちなので気絶しているだけだ。

「くっそぉ、怯むなうてい!うてい!」

パンパンパンッ、ドララララララ
銃声が再び響く。
そしてその銃弾は──

「A.T.フィールド全開」

俺の発生させたA.T.フィールドによって再び無効化される。

「止めだ!!」

「月下流奥義──百花繚乱!!」

「そんな──まさか」

それは誰の声だったのだろうか。


-------------------------------------------------------------

「お……お前……めちゃくちゃ……だ」

そういい残して、非常にうざったいことこの上なかった軍隊長がバタリと倒れる。
これで、四方全ての兵士は倒した。
とりわけミッションコンプリートとでもいっておこうか。

「………」

沙希は先ほどから一点をみつめたままポカンとしている。
今起こった現実を脳で処理できていない、そんな感じだった。

「そんなに見つめないでくれよ、照れるじゃないか」

俺の冗談交じりのこの言葉で、沙希はハッと我に返った様だ。

「……なんで月下流を……?」
「俺さ、思い出したんだよ、ほら」

俺はそういうとポケットの中から1枚の古い札を取り出す。
その札には『月下の騎士』と書かれていた。

「うん、俺は月下流の剣士なんだ」

俺がそういうと沙希は微笑んで

「すごい!!かっこいいよ、・・・!?」

……。
そう、結局、こんな都合のいい展開なんてありはしなかったのだ。

「なあ、沙希、俺の名前が言えるか?」
「………ぁ」

先の瞳から涙が流れる。
……泣かせないって、守るって、そう決めたのになぁ。
運命の神様とやらがいるのなら、聞いてくれ。
何故俺達をこんな形で出会わせた?

「…………」

深呼吸をする。
だって、これから俺が言おうとしていることは、間違いなくこの世界を終わらせる事なのだから。
言わなければいい、俺も気づかなければよかった。
でも、沙希のために、これは俺が言ってあげないと。

               ・・・・・・・
「沙希……俺も、この世界も……全て沙希の夢だ」

「──っ」

先がひざから崩れる。
その可愛らしい顔には涙が滝のように溢れている。

「ごめんなさい、私──私──!!」

俺が抱きかかえ、支えてあげると先は何かがはじけたように泣き出した。

「いいんだよ、沙希。俺こそごめんな。沙希を守ってやれなくて」
「違うの、私が、私が悪いの!私が……私が──!」

沙希を、強く抱きしめる。
このぬくもりを、この少女を忘れないために。強く。強く。

「……最後に1つ」

俺の身体はもう透けて今にも消えそうになっていた。
この長い長い夢の終わりのキーワード。
それは、俺がこの世界が造られた物であると気づくこと。

「メイド姿の沙希、すごく萌えだったぜ」
「……!!!」

沙希が俺の名を呼んでいる。
だが、声にでない。
そう、俺に名前は設定されていないのだから、当然といえば当然だった。
今思えば、沙希がずっと俺の下の名前を呼ばなかったのも、こういう理由だったんだな……。

「ありがとう沙希、そして、さようなら」

この瞬間、俺の存在は世界から消えた。

-----------------------------------------------------------------------------

「すっかり、よくなったみたいだね」

私が目を覚ますと、そこにはいつものように彼がいた。

「ええ、おかげさまで。来週には退院できるそうです」
「おお、それはよかったな」
「はい」

彼──今目の前にいるこの男の人じゃなくて、夢の中の彼と別れてから一ヶ月。
私のもつ「空想の姫」の札はイメージを現実にする能力でもなんでもなく
夢を、限りなくリアルでファンタスティックな夢をみることの出来る能力。
最初は優しい『あ、夢だったんだ』で終わる程度のものだったのだけれど
最近はより一層リアルでストーリーのあるものになってしまい
今回は夢の中の世界が大きすぎて、元から貧血気味で入院していた私の身体に大きな負担をかけた。

「ところで、本当にいいんだね?」
「はい、私には必要のないものですから」
「じゃあ──」

そういって彼、月神さんが剣を抜く。
ああ、分かってはいるけど、やっぱり怖いな。

ザシュン

何かが切れる音がする。
私は咄嗟に胸を押さえた

「っと、終わったよ。驚かせてごめん」
「いえ、有難うございます」
「これで、君はもう完全に一般人だ。これで君はもう、彼と会えることはない」

───。
そう、私の負担になっていたのは事実だったけれど。
私が札を持ち続けている限り、また彼に逢えることもできた。
でも──

「ふふふっ、でも、それは必要ありませんよ」

私が急に笑った所為だろうか、月神さんがキョトンとした表情をみせた。

「だって、ほら──」

『沙希ぃー、ハルヒの新刊かってきたぞーーってうわぁ、す、すいません』

どうやら私の彼、神宮寺恭介が廊下を走って誰かとぶつかったらしい。
全く、そんなに急がなくても私はいなくならないっていうのに。

そう、全ては夢で、幻だったけれど

ここに、たった一つ変わらない現実が合った──。
私はこうして時を重ねていく。
大切な彼と共に──


FIN

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【WEB拍手レス】

いやね、二次元の女の子好きはなぜか正当化されないから、ばれたらばれたでなんか危ない人と思われそうでw
by今日は金曜日だし、D.C.がやっとできるぞー と意気込んでる紅。

なるほど、紅さんも二次元派な方でしたかw 俺も土日は久々に勉強もしつつ萌えエネルギーを補充しようとおもいます!

2006年09月04日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」第7話

というわけで遅くなりましたが続きを・・・w
なんだか余計な設定をいれたせいでゴチャゴチャしてきた感があります
はぁ・・・orz


-----------ここから--------------------

誰かの声が聞こえる

『……きて……ださい』

起きて下さい、とでもいっているのだろう。
だが、俺の脳、いや体は今目覚める事を拒否している。
寝たり無いのだ、うん。
というわけであともう2時間ぐらい……おやすみ。

「もうっ、しょうがないんだから」

誰か…の声が聞こえる。
だがもう遅い。
俺の意識は再び夢の中へ──

「……チュッ」

「──っっ」

ガバッと上半身を起こす。
頬っぺたに生暖かい感触を感じた。

「おはようございます、ご主人様♪」

俺が変な汗を書きながら目覚めると、何故か目の前にメイドさんがいた。

「なるほど、ここは日本メイド協会か」

なるほどね。
じゃあ、メイドの1人や2人居てもおかしくないな。

「というわけでおやすみ──」

俺は1人で現状を無理やり納得し、再び夢の中へ旅立つ事にした
──が。

「えっと、何をしているのかな?沙希さん」
「はいっ、ご主人様がお目覚めでないので失礼ながらおなかの上へ座らせていただいてます♪」

うーむ、困ったな。
突っ込まないといけないのだけれど。

「で、その格好は一体なんだ」

俺がそういうと沙希は天使のような笑顔を見せて

「本当に何もお・ぼ・え・て・な・い・の・か・し・ら?」

突如その天使は悪魔へと変貌した。

「えーっと、確か魔法を使って見ろって言われてそれで……あ」

思い出した。
確か俺はあろうことかメイド沙希をイメージしてしまったのだ。
俺の願望ともいえるそれだったが、まさか本当に拝める日がくるとは。

「うーん、やばいな、実によくにあってる、激しく萌えだ……」

俺がそういうと先は頬を紅く染め

「そ、そうっ?……えっと、その、ありがと……」

なんてしおらしく言って来た。
やばい、今すぐ抱きしめたい衝動に駆られる。
……が、理性をフル稼働させてその命令を中止した。
そうだ、俺はまだ昨日の返事を貰っていない。

「えっと、それで昨日の返事だけど……」

そうだ、俺は何を寝ぼけているんだ。
昨日俺は先に告白した。
そしてその返事は魔法を使った後に貰うと約束した。
そして今こそが、その時──

先は窓際の方を向き、後ろで手を組んだ。
その長いツインテールの髪が日光を浴びて美しく輝いていた。
まあ、普通に考えて俺みたいなオタ男とこんな美少女、つりあうわけないよな……。
沙希だって両親を助けるために仕方なくというほどでもないみたいだけど
それでもやっぱりだからといって俺のような男に恋愛感情を抱くというのは
まずありえないのではないだろうか?
……ううっ、答えを聞く前から答えが決まってるような気がしてきた。

「……ないから」
「えっ?」

先が聞き取れないほどの小さな声で何かをつげた。
が、俺は聞こえなかったので問い直す

「私、好きでもなんでもない男と契約のためとはいえキスしたりしないから」

そうして、先は今度こそ本当に天使のような笑顔で、頬を染めて、
真っ直ぐにこちらに振り返る。

「──っ」

あ、やばい。
まぶしすぎて、うれしすぎて、かわいすぎて、幸せすぎて、
涙が、でてきた。

「あ、ありがとう、沙希」
「うん、これで私達、恋人同士だね」

沙希までもらいなきしてしまったのか、目には少量の涙を浮かべていた。
これが恋愛ってやつなのか、これが人を好きになるってことなのか……。
俺は今、ゲームでしか経験したことのない“恋愛”というものを始めて
身をもって味わうことが出来た

「これからよろしくな、沙希」
「はい、こちらこそよろしくおねがいしますね、ご主人様」
「もうメイドはいいって」

そうして、俺の寝室で俺と、沙希の笑い声が響く。
この時間を、この少女を大切に大切にしたいと思った。
今度は、自分の恋人として。
そして、きっと両親を助け出してみせる。
契約──の所為なのだろうか、俺の身体の中に沙希のぬくもりを感じる。
そうして、俺達の戦いは始まった。

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パンッ、パンッ

銃声が木霊する。
ちくしょう、人がいないんじゃなかったのか?この森は?

「右っ!」

沙希の叫びと共に俺は咄嗟に左に避ける。
どうやら罠が張ってあるらしい。

「しかし、いきなり酷い歓迎だな」
「言ってる場合!?」

はぁはぁはぁはぁ
息が切れる。
あ、ちなみにはぁはぁっていっても沙希タン(;´Д`)ハァハァしてるわけじゃないので悪しからず。
と、そんなことを言っていると前方からも銃声がしてくる。

「……もう、限界ね」
「おいおい、どうすんだよ」

やばい、これはやばいぞ。
完全に囲まれた。
このままだとあと少しで追いつかれる。
そして、もはや逃げ道はない。
どうする、どうするんだ?

「貴方に賭ける。私を助けて」

先が「まいったわね、これは」とでもいうような表情で正面を見据えている。
さて、ここらで簡単に経緯を説明しておこう。
今朝、出発を決めた俺らは霊山、つまりここへ立ち入り禁止の表示をくぐって
入ってきたわけだがしばらくというかホントに1分ぐらい歩いたところで
いきなり銃声と何人もの走る音がきこえ、現在進行形で逃げていたのである。
さてと。

『すばしっこい奴らだ』

そう声がしたかと思うと、軍隊のようなやつらがまるで火縄銃のように長い銃を
こちらへ向けていた。

「さて、ここに入ったものがどうなるか、君達はしってるのかな?」

以下にも落ち武者のようなおっさんが言う。
どうやらこの軍隊の隊長のようだな。

「貴方達が私のお父さんお母さんを……?」

沙希が目を大きく見開いて、落ち武者隊長を睨む。

「おお、お前はあの二ノ宮夫婦の娘か。なるほどねぇ
 ということはお前も“選ばれし者”ってわけか。」
「五月蝿い!そんなことはどうでもいい!お父さんとお母さんはどこ!?」
「さてね。天国にいけばあえるんじゃないか?」

落ち武者隊長がゲラゲラと笑い出すと、周りの軍兵も一緒になって笑い出す。
……限界だな。

「──っ、この……!」

沙希が駆け出す。
…………念じろ、念じろ、念じろ。

「構わん、うてぃ!!」

パンパンパンッ、ドララララララ
銃声が山中に響く。
全く、こいつらは手加減てものをしらねえらしいな。

「え?」

その声は果たして誰のものだっただろうか。
沙希を狙ったピストルの弾はことごとく地面へとはじき返されていた。

「沙希、無茶するなよ……」
「これは……」

沙希も、軍兵共も目を白黒させている。
そりゃあそうだろうな……なんてったってこれは……

「A.T.フィールド。通常の攻撃じゃこの防壁は壊せないぜ」
「……驚いた……メイド服にさせられたときはどうなることかと思ってたけど
 これほどのものだったなんて……」

軍兵どもは今だ目を白黒させている。
魔法ってすごいなぁ。だってほら、こんな夢のような事も現実にできるんだぜ?

「ぐむぅ、貴様も選ばれし者か」

──ズキン。

「うっ──」

頭痛がする。

「大丈夫!?」

沙希があわてて駆け寄ってくる。

「……ったんだ、前にも」

そう、この感じ。
とてつもなく大きなデジャヴ。
この光景を俺は覚えている。

選ばれし者──

俺は、選ばれし者だったはずだ。
何かを、何かを、忘れている。
大切な何か、俺が俺であるための要素。

「……っ、フィールドが溶けていく」

沙希が俺を支えながら言う。
そうだ、俺は、魔法使いなんかじゃない。
俺は──俺は──

「ふんっ、何かしらないが、お前らの頼みの綱とやらもそろそろ時間切れのようだな」

耳障りな声が脳に響く。
俺と沙希の周りのA.T.フィールドが消滅していく。
思い出せ、思い出せ。
この右手は何を守るためにある?
なんのために?

-----------------ここまで---------------------


【WEB拍手レス】

私はD.C.っていってもD.C.P.S.のことでP.S.はPS2のでやばくはないんですが、
家族に人権疑われそうでw byぶっちゃけばれてもいいかな と思い出した糸エ

というかたかがギャルゲやってるだけでどうのこうのっていう 世間がおかしいんだと思います。 マスコミやらなんやらの所為だとはおもいますが・・・

>M岡さん

まあ人それぞれですからな。。。w
とりあえず色々やって見ますわw>エロゲ

2006年08月30日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」第6話

というわけで今回は短めですが続きをうpしときますw

-------ここから----------

「な、なんだってー」
「はいはい、もうそんな小ネタはいいから」

俺の驚きが小ネタなのか否かはともかく
沙希から聞かされた話はあまりにも驚きの・・・・・・
というか、普通の人であったならなにいってんのこいつ?
ぐらいで済ます程度の話だった。
無論、正直半信半疑だ。
だがしかし、沙希が嘘をいってるようにもまた、見えなかった

「で、するの?しないの?」

ちなみに沙希が言った事とはようやくすれば
俺は沙希と契約とやらをすれば
妄想を実体化できるような能力が手に入るらしい。
まあ、いわゆる魔法ってやつだ。
そして、その力を俺が手に入れてその力で
今は立ち入り禁止になっている霊山へとむかい、両親を救い出すらしい。

「もちろん契約するよ。まだ半信半疑だけどどのみち沙希の力になりたいのは確かだし
 嘘でも本当でもその契約とやらをすればわかる話だしな」
「もうっ、疑り深いんだから・・・。まあ、私でもすぐには信じられない話だから無理はないけど」

そして沙希は後ろを向いたかと思うとその儀式とやらの準備なのか
手鏡をだしてなにやらしている。
何がはじまるってんだ?いったい

「え、えっと・・・・・・それじゃ、するね」

沙希が頬を紅く染めながら此方に直り、そんなことを言う。
いやいやまてまて、何をするきなんだ?

「それじゃ、目を閉じて」

俺は言われるがままに目を閉じる。
まあ、漫画とかエロゲの世界じゃキスシーンなんだろうがそんなことはまずありえまい。
と、そんな事を考えているとフッっと唇にやわらかく暖かい感触が広がる。

「──っ」

声にもならない声が漏れる。
なんだよ、なんなんだよこの状況は。
そして石のように固まった俺から沙希は顔を離し
ちょうど俺と見詰め合う形にある。
今、この場にSE担当のおっさんがいたら「ボウンッ」という音をだすであろうと
思われるぐらいに、俺達は顔を真っ赤にしていた

「え……えっと~」

俺がなんといっていいか分からないので後ろ頭を書きながらつぶやくと

「ごめんね、私なんかが初めてで」

と、なきそうな、申し訳なさそうな顔でそんなことを言いやがった。
は?何をいってるんだ沙希、しかもそんな泣きそうな顔で

「貴方の意志をよく確認せずにしちゃって……でも、契約はちゃんと成功したから。うん
 ごめんね……」

……。
何かが体からはじけそうでたまらなくなる。
その何かを抑えるのに理性をフル稼働する。

「あ……」

やっと出た言葉はもはや言葉にもならない。
もはや言葉という伝達手段を用いることは不可能に近い。
ああ、そうか。やっぱり俺は……
そして俺は衝動を抑える事をやめた。
だってそうだろ?
目の前の少女が嫌なはずもないのにキスしちゃってごめんなさいだなんていいながら
涙を浮かべているのだから。

「あ、あの、本当にごめ──」

沙希がその先の言葉を言うことは無かった。
なぜなら俺の唇で塞いでしまったからだ。
全く、沙希はどうも何かを1人で背負い込む癖があるらしいな。

どれほどの時間が経っただろうか。

自然と俺達2人は唇を話し、再び見詰め合う形になる。

「えっと……」

沙希が顔を真っ赤にしながら言葉に困っている。
そりゃそうだろうな、いきなり唇をふさがれたんだし。

「俺、沙希と儀式だとか契約だとか、そんなことでキスするの嫌だから」

言った。
顔は真っ赤だし、心臓はバクバクいってるし沙希の顔はまともにみれないぐらだが
言った。
これは紛れも無い俺の本音。俺の気持ち。
まあ、沙希からしたらいい迷惑だよな、契約のためにしょうがなくやっただけなのに
また再び今度は契約とは関係なくやってしまったのだ。
そして、俺が沙希へどう謝罪していいか言葉を選んでいると

「魔法、使って見て」

沙希が俺からすこしはなれて、そんなことをいってきた。

「えっと、魔法って言われても」
「イメージするの。なんでもいいから。それが終わったら返事、するから」

そしてわずかにだが沙希の頬が更に紅く染まる。
なるほど、たしかに俺は告白したようなもんだからな。
それへの返事か……。
じゃあ、がんばらないと、な。

沙希の言われたとおりに目を閉じ、イメージをする。
ああ、ダメだ。
頭の中は沙希でいっぱいだ。
沙希…沙希…沙希……
沙希のメイド服姿…メイド…メイド沙希……
…………

そして、ここで俺の意識は途絶えた。

---------------ここまで----------------------

【WEB拍手レス】

どうでもいいけど、持っててやらなかったD.C.をやることにしました。やっぱり美春は最高ですw

持っててやらなかったとは・・・今までもったいない事をしてましたなw

by別に美春の声が朱ちゃんじゃなくても不自然に感じなくて、
最近朱ちゃんのアルバムの「大好き」を購入しようか検討中の紅

ほうほう、歌手のほうとしても活動(アルバム販売)されてたんですねw 欲しいなら我慢せずに買っちゃうのがいいですよw(俺はお陰で常に金欠ですがw

今ファミマで売ってる、DEAN&DELUCAのマダガスカルバニラがおすすめw
ハーゲンダッツよりも高いけど、バニラビーンズ入ってるからコクがあって美味しいですよ(*´ω`*)
他にも本場ベルギーのクーベルチュールチョコレートを使ったやつとか、カリフォルニアストロベリーとか。。
個人的に一番気になるのはその二種類よりも抹茶ですけどねww

そこまで言われるとすごく食べたいんですが・・・・・・ ハーゲンダッズより高いとか・・・お財布が厳しい・・・w

・・・うん、でもやっぱりガリガリ君マンゴー味も美味しいしお財布にも優しいから結局はガリガリ君に落ち着
くんだよな(ぇ

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ガリガリ君にマンゴー味が!?

あぁ、あとアカギ乳業のガツンとみかんやガツンとパインもでら美味いwww
・・・・・・って俺どれだけアイス語ってんだかwwww
俺がアイスを愛す男だからかな?(黙れ

ガツンとみかんは一時期うざいほど食べてましたw お陰でしばらくはもういらないかも・・・w

俺はもとから趣味がかなりアレえですお。純愛より偏愛に感動しますからw


つーことでハッピーエンドは好きじゃないです。むしろバットEDにこそ真実があるみたいなw
しかし、そのくせパープルの純愛は好きだという、この俺の歪みっぷり。
http://www.purplesoftware.jp/news/new/index.html
多分コレ買うんだろうな・・・・で、買ってからまたなんか言いつつも
結局パープルのゲーム買い続けるんだろうな・・・・・
by聖騎士産卵記あきてきたからぶらばん!してるM岡

車輪の国、向日葵の少女はいろいろ五月蝿いM岡さんでも ビックリするような話のはず・・・・・・w

あ、忘れてたけどDEAN&DELUCAのアイス勧めたのは俺です。ユウです(ぉ

大丈夫です、分かってますw 明日、財布に余裕があったらガリガリ君マンゴー味とともにファミマにいって あるかどうか確認してみますよw

http://tangerine.sweetstyle.jp/?eid=568273

なるほど、でも俺はどっちの意味のツンデレも好きなので ALLおkですw

くそぅ、DCPS届かねぇどうなってるんだYA●OOwアイスは萩名物ポンジュースですね。by吉村

今、ちょうどポンジュースのみながら更新してましたw それにしてもポンジュースのアイスがあったとは・・・w あ、それとYahooよりAmazonのがいいですよw昨日の記事にかきましたが わずか1日で商品が到着するという素晴らしいクオリティーをもってる会社ですからw

2006年08月25日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」第5話

というわけで、続きを書いてみたのでうpします~。
感想やらは随時受け付けております!

----------ここから--------------------

「じゃ、これよろしくね」

そういってニコニコ顔の沙希が俺に渡してきたのは
大量の同人誌が入った籠だった。
いやいや、どういうことだ?

「んもー、こう言うときは男が黙ってお金をだすものでしょ!」

そんな事を言いながら、沙希が同人誌の詰まった籠を俺に押し付けてくる。
根負けした俺はしぶしぶその籠をうけとるが

「普通、こういうものを買うか……?」

俺があきれたような口調でいうと
沙希は得意げな顔をして

「貴方だってどうせ見るじゃない、それでお互いが幸せになれるんだから
 それでいいじゃない」

いや、確かにぱっとみてどれも俺も興味がある同人誌ばっかりなのだが
R-18がほとんどというか全てR-18仕様だし
沙希の前でそんなものを堂々と見るわけにもいかないし

そんなことを俺が色々と頭の中で考えていると

「ま、帰ったらじっくり一緒に見ましょうね♪」

なんて意地悪な笑みを浮かべながら微笑んできた。
ああ、悪魔だ。悪魔。
天使のような悪魔だ、うん。

そして俺は周りの店員やら客から様々な思いのこもった視線でみられながら
レジでお金を払い、その店を後にした。

--------------------------------------------------------------------------

そしてそれから、沙希に引っ張りまわされ
ゲームセンターにつれていかれたり、絶対に行くまいと決めていた
電気やにまでいき(もちろん、沙希の希望で)パソコンを2人で物色していた。
俺と沙希はパソコンの話で盛り上がりながら、結局1時間ほどパソコンコーナーで時間を費やした。

それがさっき。

そして今は日の暮れかかったオレンジ色の空の下。
俺と沙希は2人でベンチに座り、クレープを食べている。
俺たちの間に会話はないが、それは苦痛な沈黙ではなく
どこかやさしく暖かい、そんな感じの雰囲気だった。
嗚呼、やっぱり俺はこの少女に恋をしているんだ。そう改めて思った。
ニコニコ顔でクレープを頬張る彼女の口、仕草、笑顔、全てが俺を魅了していた。

そう、俺がこんな事に気づかなかったら、もう少し幸せな日々を送れていたのだろう。

「で、沙希。結局沙希は何者なんだ?」

終始ニコニコ顔でクレープを頬張っていた沙希だったが
その表情は一瞬で曇り空のような曇り顔になった。

「何いってるのよ、事情はちゃんと話したでしょ」
「ああ、そうだな」

しばらく、沈黙が続く。
そして俺はその沈黙を破るように言う。

「全て、出来すぎてるんだよ、沙希。
 声優志望で、金髪で、ツインテールな女の子。
 それは、俺が中学校の頃にかいた卒業文集にも載ってるんだよ。
 俺はそういう女の子と出会いたいって」

「……」

「そして極めつけは今日。
 町案内をしてほしいと沙希からいっておいて
 どういうことか沙希は俺が案内する前に自分から店に入って行った。
 つまり、最初の道に迷ったというのも嘘で全て仕組まれていたことだったんだよな」

「……」

沙希は、重い表情をしたまま口を開かない。
俺は構わず続ける。

「大方親父の事だ、1人暮らしの俺が心配で俺好みの女の子を
 金に物を言わせて雇ったんだろう。
 もう少し気づかないフリをしてこの幸せを噛締めていたかったんだけど
 もう限界だよ」

「……」

相変わらず沈黙が続く。
俺も特に発言を催促するわけでもなく徐々に暗くなっていく空を見上げていた。
それからどれぐらいの時が立っただろうか。
1時間だったかもしれないし、実はたったの5分だったかもしれない。
沙希が意を決したように口を開いた

「ごめんなさい。貴方の言うとおりに私は雇われの身。
 貴方好みの女の子を演じていました。
 でも、仕事だと分かっていたのに、どうしてだが私も仕事を忘れて
 楽しくなっちゃって。
 本当にごめんなさい」

嗚呼、やっぱりそうか。
そうだよな、そうだよな。
出来すぎてたんだ、何もかもが。
俺みたいな冴えなくてジメジメしてて、気持ち悪い男の前に
出来すぎたような、日々妄想しているような少女が現れるわけがないのだ。
あははははははは──
目から汗が大量に流れてくる。
なんでだろうね、全然止まらないや。

そして困惑の表情を浮かべたまま沙希は俺を見つめていた。

そりゃそうだろうな。男が大量の涙、しかも
カラ笑いしながら泣いてるとなりゃ、どうすりゃいいのかもわからないよな。
ははは、情けねえよな。ホント

「あんた、バカァ?」

・・・・・・は?
世界が止まった。
そんな気がした。
沙希があんな表情してるから何を言うかと思えば・・・・・・

「あのね。私、お金のためならなんでもするような女に見えるのかしら?」

沙希のこめかみの辺りに筋がういてるのは見なかった事にしたほうがいいだろう。

「……まあ、いいわ。こんなに早く勘付かれるとは思わなかったけど」

そういって沙希はポケットからハンカチを取り出し
俺に近づき、やさしく涙を拭いてくれる。

「全く、私も冗談が過ぎたね、ごめん。まさか泣き出しちゃうだなんて」
「お、俺はお前との楽しかった日々が全部嘘だって思ったらたまらな──くっ」
「あ~あ、もうほらほら、泣かないの」

そうして、沙希は再びハンカチで俺の涙をぬぐってくれる。
嗚呼、本当に情けない。
でも、本当によかった。
この数日間も、この気持ちも、全部嘘にならなくて済んだ。

「で、私がここにきた理由。それは貴方に私の両親を救ってほしいからなの!」
「は?」

沙希のいきなりすぎてしかも訳の分からない言葉に俺は間抜けな返事をしてしまう。
両親を救うって?俺が?

「ちょ、ちょっとまった、どういうことだよ」

俺がそう聞くと沙希は立ち上がって夜空を見上げた。
月光に照らされたその姿は、とても美しかった。

「3年前の、霊山での事件、知ってる?」

3年前の霊山……ちなみに霊山というのはこの町にある
昔戦争で死んだ人だとかなんとかの霊がたくさんでると言う
普段は誰も近づかない山である。
3年前その霊山で起きた事と言えば……

「あ……まさか、いや、そんな……」
「ワイドショーでは“消えた両親、残された少女”だなんて特集されたわね」

……。
3年前、霊山で少女を1人残して両親が消えた事件。
少女の話によれば霊山に引き込まれるように両親2人が入っていき
いつのまにか消えたという。
警察による大掛かりな捜索も甲斐なく、依然両親は行方不明のまま。
残された少女の名前は確か──

“二ノ宮沙希”

……なんてことだ。
沙希がまさかあのとき残された少女だったなんて──

「神隠し」
「え?」
「神隠し、って聞いたことある?」
「ああ、突然人が消えたりするあれだろ」
「そ。私の両親はね、異次元空間にとらわれたままなのよ」

……。
神隠し、異次元空間、とらわれの両親。
おっけー、おっけー、落ち着いて整理しよう。
沙希は3年前の取り残された少女で、両親は異次元空間へと拉致された。
なるほどね。なるほどなるほど……

「で、俺は何をすればいいんだ?」

俺がそういうと沙希はキョとんとした表情で俺を見る。
なんだなんだ、そんなに見つめられると照れるじゃないか。

「こんなバカみたいな話を信じるの?」

俺は立ち上がった。
そして自然と沙希の手を握り、正面を見据える。
はて、いつから俺はこんなに大胆になったのだろうか?
きっと、沙希が泣きそうな顔で、それでいてうれしそうな表情で
しかも月明かりに照らされてその姿がすごく魅力的で
そんな少女が始めて自分の名前を呼んでくれて
しかも助けを求めて、俺を頼ってくれているのだからこれは自然な行為だとも思えた。
うん、そうだな、こんな事言われちゃ、誰だってこうなるさ。
俺が大胆なわけでもなければ、見境がないわけでもない。

「当たり前だろ、沙希の言うことなんだから」

俺が俺の用いる限りの笑顔で沙希に告げると、沙希は俺の背中に手を回して
抱きついてきた。

「ずっと、辛かったろ?」
「うん、うん……」

「ずっと、寂しかったろ?」
「うん、ずっと寂しかった……ずっと1人だった」

「もう、1人じゃないから。沙希は俺が守るから」
「う……うわあああ──」

沙希がついに声をあげて泣き出した。
この少女はずっと孤独を、ずっと味わってきたんだ。

「有難う。有難う──!」

泣きながら俺に礼をいう沙希。
俺はこれからずっとこの少女を守っていこう。
どんなものからも、どんな事からも。
そう、強く思った。

------------------------ここまで---------------------------------------

というわけで今回は急展開を見せてみましたよw
沙希と今回で名前が明らかになった主人公「神宮寺恭介」はこれからどうなるのか──!?
次回もお楽しみに!

というわけで感想お待ちしてます

【WEB拍手レス】

『月神恭介の憂鬱』(爆

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)俺全然関係してないっすよ!w

そうか。じゃあ、エロゲのバナーはどうなるのかな?

あんまりダイレクトすぎるものは張れませんよ DC2とかそういうのは別で……。 だって明らかにジャンル違うし・・。


http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060826/etc_am236.html
これはいいデュアルコアですね。
2次キャッシュ容量が1コアあたり256KBだけど。
byデュアルコアだけどエロゲしかしないから無駄にスペック高いM岡

AMD\(^o^)/はじまた

音姫の巫女画像がほしい!by新堂了司

DC2でもやって自力で回収してくだされ……w

二ノ宮って本名ッスか?by新堂了司

もちろん架空の人物・架空の話なので俺の本名ではありません あしからず・・・w

朱ちゃんと言えばD.C.の美春ですねb(自分で朱ちゃん=ソノラっていっときつつ)

ああ、そっか、そういえば美春の声もやってますよね(ぉぃ なんかときメモ3自体は駄作だったのに印象がつよかった・・・謎だ・・・。

byソノラに心動かされ、もう2次元男のままでいいからソノラのフィギュア欲しいと思いつつある紅

俺の今居る環境では とても女の子の魅力を感じたりあこがれたりすることができません 家でエロゲやってりゃそれでいいやと最近思います(ぉぃ

なんていうか、最近朱ちゃんの追っかけになった気がするbyまた紅。

追っかけの人って本当にすごいですよねw 毎回毎回、遠くからライブとかイベントに行ってる人もいるみたいだしw

じゃあ、小説の題名はダルセーニョで!

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)意味がわかりませぬw

ルイズのツンデレはやばい・・・ 最強だよ・・・ 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ルイズって誰!?

2006年08月23日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」 第四話

お待たせしました!
個人的に今日の小説は改心の出来です!
是非是非感想をお願いしますね

-----------ここから----------------

さて。
そんなこんなで俺の不可解な日常は愕然と幕を下ろしたのであるが
俺は今でも信じられなかった。
が、信じるしかなかったのだ。
現実を見せられた時の人間ほど面白いものはないだろう。
自分だけ別世界にいて、異次元にきてしまったような、そんな感覚。
それを俺は今日味わってしまったわけだ。

ことの発端は、数時間前──

-------------------------------------------------------------------------------------

今日は、いよいよデートじゃない、待ち案内の日。
俺は今駅前のなんだかよくわからないオブジェの前に突っ立っている。
一緒に出ればいいものの、雰囲気がでないからといって
沙希に先に(あ、俺うまいな)待たされている俺。
だがしかし、中々に心地よいものであった。
沙希はどんなふうにして来るのだろうかとか
どんな行動をとるのだろうか、そんなことを頭の中で思い描いていた。
いや、思い描くというのはいささか言葉がきれいすぎるな。
まあ、妄想してたわけだ、うん。

そしてまつこと15分。
ツインテールに赤いリボンに金髪に
ひらひらのついた白い……
えーっと、何ていうんだっけな。
ほら、服とスカートが一緒になってるようなやつ。
を身にまとっていた。
まあ、ファッションに疎い俺だからな、ははは。

「待った?」

沙希が息を切らせながら言う。

「そんなに走ってこなくてもいいのに」

俺がそういうと沙希はまるで天使のような笑顔で

「だって、楽しみっていう気持ちが先走りしちゃって
 待ちきれなかったんだもん」

いやいや、待ってたのは俺のほうだぞ?
と突っ込もうと思ったのだが言葉が出なかった。
何故なら今の沙希は本当に天使のように美しく見ているだけで幸せな気分に俺をしてくれる。
ああ、俺はきっと1時間まったとしても怒れないんだろうな。
だってその、これは反則だ。
沙希の上気した頬、白い肌、上目遣いで俺の顔を覗いてくる仕草。
どれもこれも反則、一発KO級だった。

「緊張するな」
「するね」

2人でそんなことを言いながら照れあう。
嗚呼、これは俺が日頃思い描いていた本来あるべき姿ではないだろうか?
と、そんな幸せな空気の中俺は、視線を感じた。
おお、アレは同志だな。
何故かって?それはア二メイトの袋を装備してるからさ。
羨むようななんともいえない同志からの視線を感じ、俺は
アイコンタクトで

『悪いな、俺はもう妄想を妄想で終わらせる日々にピリオドを打ったんだ』

とオタ・テレパスィを送るとその男はとぼとぼと寂しげな背中を見せて去っていった。
さらば、同志よ。

すると俺がボーっとしていたのが気になったのだろう。
横にいた沙希が俺に問いかける。

「何、あの人知り合い?」
「嗚呼、奴とは日々戦いを共にしてきた同志だったさ」
「ふーん、よくわからないけど、いいの?」

いいの?とは恐らくそのまま何も言葉を交わさずに会釈だけで済ませてよかったのか?
ということだろう。
その意図を察した俺は

「もう夢を見るだけの日々に俺は嫌気がさしたのさ……」

それを聞いた沙希はよくわからないような顔をして

「そうだね、夢は歩いてこないからね」

と何故か上機嫌に言った。

-------------------------------------------------------------------------------------

それから、俺たちは町案内をしながら町の中枢である
巨大ショッピング街へと赴いていた。
ウィンドウショッピングという単語にあまり身近さを感じない人に見せてやりたいね。
店という店が溢れていて、ショーウィンドウに服やら電化製品やら
モデルガンやら同人誌やらが展示されている。
ちなみに最後の2つにはあまり突っ込まないでほしい。
俺だって女の子と出かけているのに電気屋にいってパソコンに夢中になったり
同人ショップにいって同人誌に夢中になったりする野暮な男じゃないのさ。
そう、俺は生まれ変わったのだ!ふはっはっは!

「わ~、みてみて、ハルヒの新作同人誌でてるよー」

うーむ。
俺はありとあらゆる知識をネット上で拾い、女の子に失礼のないように今日は心がけるつもりで
いたのだが、どういうことだろうか?
オタ男がつりあわないほどの美女とつきあって、デートの際に電気屋に入り
パソコンに夢中になって彼女をほったらかしにして結果そのカップルは破局してしまったという
話なら昨日みたのだが。
これは一体どういうことだろう?
あろうことか沙希は俺の手を引っ張り、同人ショップへと入っていった。

「なあ、普通こういうとこにデートでくるもんじゃないんじゃないか?」
「んー、彼氏がオタクだったらこういうとこにも来るものだよ」

ふむ。なるほど。
その彼女はとてもいい人だな。

「というか、デートという単語を聞いた時点で突っ込んでくれよ!」

俺が顔を赤くしながらそういうと、沙希は意地悪な笑みを浮かべながら

「何々、あんたとはなんとでもないんだからね!とでも言ってほしかったの?」

沙希はケラケラと笑いながら男性向け同人コーナー。
つまりR-18な同人誌のコーナーに向かっていった。
もちろん、俺の手を引っ張って。

「なあ、さすがにここはマズイだろ」
「んー?何が?」

沙希は真剣な目で涼宮ハルヒの同人コーナー(しつこいようだがR-18な。)に
ならべてある同人誌を眺めながら言う。
あ、その長門有紀の冒険っていうの俺気になるかも。

……って、そんな場合かよ、俺

と、俺が1人でセルフ突っ込みをしていると
ハルヒは、じゃなかった沙希はいつのまに籠を持ってきたのか
何冊も同人誌を籠にいれていた。

「うーむ、思わず沙希のことをハルヒと言ってしまったが
 ハルヒと一緒にいるキョンの気持ちとやらを俺はわかってしまったらしい」

俺が沙希が同人誌探しに夢中になっているなかひとりでつぶやくと
ポンと肩に手を置かれた。
振り返るとそこにはバンダナデフォルト装備でリュックサックを装備していて
汗をたっぷりかいているおじさんが
『がんばれ、同志よ』
と何故か涙をながしながらテレパスィで俺に訴えていた。
そして俺はチラッとそのおっさんの持っている同人誌に目をやり

「エッチなのはよくないと思います!」

とつぶやいた。
するとそのおっさんはうおおおおおという奇声を発しながらどこかへ消えていった。

頼むからそのまま二度と現れないでくれ。

--------------------------------------------------------------------------------------

-----------------ここまで----------------------

といった感じです。
また色々アドリブというかネタで書き続けてきたこのSSですが
重心シナリオというかストーリー的なものが決まってきました
皆さんの感想==俺のやる気 につながるので
読み終わったらどんなことでもいいので感想をくれるとうれしいです♪

【WEB拍手レス】


ラグナロクオンラインにつながって
ブロック崩しって?

いや、同人というか個人さんがつくってるのですが エチーな脱衣ブロック崩しがあるのですよ、ROのw

>M岡さんへ

そんなコメント送られても載せられんのでメッセかなんかでね・・・w

なんか、ことりの画像押したら拍手だったのでなんとなくコメント送ります。

ありがとうございます、やはり白河ことりドットコムなのだから 招き猫ならぬ招きことりは必要ですよねw というわけで今後もことりをプニプニぽちぽちしてやってください(ぉぃ

そういえば拍手画像ってほとんどD.C.S.S.がしめてますね。まぁ私としてはうれしいんですがねw
D.C.S.S.が一番最初に見た深夜アニメだし、何より美春が可愛かったので
一番印象に残ってて一番好きなアニメだと思いますw

俺としてはDCを半分削って半分新しい何かを追加しようかなとか 思ってるのですがw やっぱDCオンリーの今のままがいいのかな? ちなみにDCSSは第一話がすげー衝撃でした え?これってDCことりしーずん!?みたいな感じでしたねw

byでも最近美春見ても何も思えなくなった紅。

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)じゃあ今は誰が…!?


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非常にたくさんの熱いメッセージを有難うございますw これからも面白い記事がかけるよう頑張ります

シンクロ率400%!!こ、これは暴走?碇司令、司令を!

ゲンドウ「現時刻をもって初号機を破棄。目標を第18使徒とする。」

ミサト「そ、そんなっ!?命令の撤退を!シンジ君が中にいるんですよ?」

月神「構わん、俺にはアスカさえいればそれでいいのさ。フハハハハ」

アスカ「あんたバカァ?」

              完

2006年08月11日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」 第三話

今日も家でごろにゃーんとしてただけなので
小説の続きをうpしますw
感想などは拍手コメントかかコメントでw

そう、俺は確かに約束したんだ。
そして、本人だって了解してくれたはずなんだ。
……はずなんだよ。

「ねぇねぇ、今日の晩御飯何にするの?」

この一言で、俺が約32行前ぐらいに行ったお願いは叶えられる事はなかったのである。
なあ?絶対わざとだろ?
そして、放課後の教室はざわざわと音を立てて騒ぎ出す。
そりゃそうだ、転校してきたばかりの美少女が俺のようなオタ男と一緒に住んでいるということが
公になってしまったからだ。
はあ……
ちなみに、説明するまでもなく、俺や沙希は質問責めになった。
特に俺のほうなんかすごいぜ?
今まで口も大して聞いてこない奴らがすごい形相で
「おい、お前どういうことだよ!!」
みたいなことを繰り返して聞いて来るんだ
いや、もう質問ですらないね。
沙希のほうをチラッとみて耳をすまして(男達がうるさいが)みる。

「ねえねえ、沙希ちゃん、なんでこいつと一緒に住んでるの?」
「なんでって……そりゃ、私達ができちゃってるからに決まってるじゃない……ぽっ」

──ちょっとまて。
いやいやいや、まてまてまてまて
突然の事で全力否定する場面なのだろうが、言葉がでない
しかも「ぽっ」って口でいうなよ、ぽっって。

------------------------------------------------------------------------------

「はぁ、散々な目にあったぜ」
「全く、騒々しい一日だったわね」

……
あれから、俺たちは逃げるように走りかえってきた。

「なあ、なんであんな事言ったんだよ」

俺がそういうと先は唇の下に指を添えて考えるようにして

「ん~~、そのほうが面白いじゃない!」

目をテラテラ輝かせていいやがった。
……

「お前は涼宮ハルヒか!!」

あ、脳内で勝手につっこむつもりが口にでてしまった。

「あはは、もしかしたらそうかもね」
「ちなみに、そんな俺は長門有紀萌えなのだけれど、やっぱりハルヒ萌えでみくるタン(;´Д`)ハァハァなのであった」
「そう?じゃあ明日からは有紀モードでいこうか?」
「なんだよ、それ」
「……私は有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインタフェース」
「お、割と似てるじゃん」
「……そう」

こうして、終始長門有紀モードなまま夕食を終え俺たちは床に付いた。
あ……今思えばいっぱい文句いってやろうと思ってたのに流されてしまった。
……まあいいか、長門有紀だし。
そうして俺は無理やりな理由で納得して、意識を闇へと落としていった

-----------------------------------------------------------------------------------------

今、俺は、相変わらず男子生徒に睨みつけられながら数学の授業を受けているわけだが
√(ルート)の計算みたいなものをやっている。
そもそも√ってなんだよ?何か、俺に道(ルート)を指し示してくれるのか?
たとえばそうだな、俺、今夢があるんだよね。
今、メイド喫茶って流行ってるじゃん?
メイド喫茶が流行るということは、当然メイド好きな人が多いというわけで。
しかし!
誰も気づいていないことなのだが、メイド属性にならぶ大きな属性があることをご存知だろうか?
そう、巫女だ、巫女なんだ!
巫女喫茶ならぬ巫女茶屋(みこぢゃや)をやれば一発大もうけできるんじゃないかと、俺は思って
俺は将来、巫女茶屋を経営してやろうと思ってるんだがどうおもう?
俺に道を指し示してくれよ、√さんとやらよ。

「さっきから物々五月蝿いよ……」

あ、また口にでてたか
そしてしばらく俺も沙希も黒板を熱心に(といっても俺は脳内妄想してるだけだけどな)見ていたが
沙希がとつぜん何かひらめいたように

「あ……いい!巫女茶屋いいよ!激しくイイ!!」

なあ、俺は思うんだけどさ。
案外俺より沙希のほうがオタッキーなのじゃないのか?
●ch用語はデフォルトですか??

「何よ、⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンとかしないだけマシじゃないのよ」
「いやいや、そんなことしたら俺……」
「俺……?」
「……もつられて⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンするかもしれない」
「あはは、それじゃキ●ガイ2人組じゃない」

と、そんなことを沙希と話していると
数学の教師が大きな咳払いをして俺らを睨みつけてきた。
結構小声で話してたつもりだけどこんだけシーンとしてりゃ教師の耳にも届くか。

「というわけで沙希、もうおしゃべりはなしだ。まじめにやろうぜ」
「とかいって、どうせ妄想ワールドに旅立つだけでしょ?」
「はっはっは」

そうして、俺たちの一日がまた、嵐のように過ぎて行った。

-------------------------------------------------------------

そして、いつものように夕食を終え、就寝の時間となった自室。
俺は考える。
なんでだろう、俺、1日が終わるのに悲しみを感じてると同時に
次の日への期待をもっている、そんなきがする。
……沙希か。
今思えば異性とこんなに話す……というか人とこんなに話したのは初めてだ
何か、胸にもやもやしたものを感じる。
もういい、寝よう……

-------------------------------------------------------------

「わたしはね、思うのよ」
「何だよ?」

朝、トーストを加えながら沙希がいう。
俺は半分寝ぼけながらそれに相槌を打つ。

「普通さ、こう、新しい同居人がきたりしたら、歓迎パーティーとかさ
 町を案内してくれるとかさ、そういうイベントがあるもんじゃないの?」

……あ。

「あああああああああああ」
「何よ、奇怪な声だしちゃって」
「すっかり忘れてたよアスカーーーーーー」
「や、私アスカじゃないですから」
「とりあえず、何故かDC2の由夢風の口調になってたのは突っ込まないとして
 確かに沙希の言うとおりだよな、すっかり忘れてたよ」
「いや~、私もこういうことを図々しくいうのもあれかなと思ったんだけどね。
 あんまりにも君がイベントを起こしてくれないからじれったくて」

うわぁ、やっちゃった、やっちゃったよ。
確かに沙希はこっちにきたばっかりでどこに何があるかとか全然わかんないよな
イベント慣れしてない所為か、こういうとこ気が利かないよなあ、俺。

「わかった、じゃあ明日は土曜日で学校休みだし明日出かけようか」
「ホント?やたー」

沙希は大げさに両手をあげてバンザイをしながら喜んでいる。
嗚呼、なんだか俺も明日が楽しみになってきたぞ。
今の俺なら本日の全授業がテストだったとしても乗り越えられるな、ふはははは

「や、それどうせ分かんないからいいやって5分でやめて残り時間寝れるからでしょ?」

はっはっは、全くもってその通りさ
いやまあ、5分っていうのは大げさで大体のテストは10分あれば解けるな。
俺は見直しなんて面倒くさいことはしないし、数学と英語は確かに5分で適当に書いて
あとは寝るけどな。
俺から言わせれば英語なんてものは、こんな日本のイングリッシュのイの字もないような
島国で座学で勉強したって見に付くわけがないのさ。
ネットサーフィンしてたまにソフトをダウンロードするときにいく海外サイトを
翻訳しながら目的のソフトのダウンロードページまで行くほうがよっぽど英語の勉強になるね。
お陰で俺は「Download」が「ダウンロード」だということを学習したんだ。うん。素晴らしいね。
数学に関してはじゃあ逆に聞くけどな?
方程式とかXを求めろとかいうけどさ
Xを求めて一体どうなるというんだ?
俺たちは探偵にでもなるのか?
謎の暗号Xでも求めるのか?
だってそうだろ、一応俺たちの年上っぽいやつがファーストフード店の店員だったりすることが
日常茶飯事だが、アホそうな顔してるが、それでも仕事はこなしている。
それは何故か?
なぜなら計算は全てレジ(コンピュータ)がやってくれるからさ
科学の力バンザイ!!!

と、アホな事を頭の中で討論しながら今日も変わらない一日を過ごした。
しいて言うならば、明日が楽しみすぎて時間の流れが遅く感じたってところかな。
特に昼休み前の授業はうざったらしいほど長く感じたね。
まあ、数学の授業だった所為もあるんだろうが……

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というわけで今回はここまで!
日をあけちゃったせいでクオリティーが落ちてる感があるんですが
いかがでしょうか?w

2006年07月29日

オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」 第二話

今日も家でゴロゴロしてただけなので、小説の続きでもうpします
ご意見ご感想は拍手コメントでお願いしますね♪


だいたい、ゲームのイベントなんてものは突然だったりする。
登校途中の道の角で女の子と打つかるイベントが発生するとかいうのもベタさ。
だけど、人生なんてものは所詮ゲームとはちがって
平凡な日々、どこぞのサポートセンターの雛形のようなテンプレートな日々なものさ。
俺も例外なく、そんな日々を過ごしていた。
毎日毎日が同じことの繰り返しで、正直に言ってしまえば曜日以外の時間的感覚は無いに等しかった。
けれども、そんな平凡な日々に嫌気すらさしていた俺に神様がプレゼントをくれたらしく
ポニーテールの美少女が何故か我が家に住む事になったのだ。

「何かの策略とかじゃないだろうな、おい」

俺は朝の洗面を済ますとキッチンへ向かう。
1人のときは朝なんてコンフレークが当たり前だったのだが
一応、客人(客と呼べるか不明だけどな)が来ているわけだし、かったるいが
朝食を作ることにした。
そして、何を作るか考えるため、冷蔵庫を開けてみると……

「あ、牛乳とコンフレークしかねえや」

……。
よいこのみんな、食事はちゃんといいものをとろう!
え?自分の事を棚にあげて何をほざいてるのかだって?
あっはっは!

「はぁ……」

こうして俺は早朝からコンビニエンスなストアに向かう羽目になった。

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「お会計1226円になりますー」

ありえない。ありえないね。
1226円だって?
朝食に300円以上使うやつは俺は人とは認めないね。
俺の毎朝の朝食なんて100円もかかっちゃいないぜ?
ちなみに俺が買ったのはたまごサンド210円*2、コーヒー牛乳(パック)105円*2、
野菜サラダ298円*2の計1226円だった
まあ、両親から金は余るほど仕送られてくるからいいんだけどサ。
そうして俺は朝のすがすがしい空気──を味わおうとおもったらセミの泣き声が煩すぎて萎えたので
そのまま朝の空気を感じることなく帰宅した。
や、確かにセミといえば夏の名物かもしれんがね?
同じ木にウザイほど止まるのはやめてもらえないかね?

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「……あ、おはよ~~」

家に買えると、洗面所から彼女が顔をのぞかせていう

「何故いまだに“彼女”という呼び方をしてるのかだって?
 それは俺が未だに沙希と呼べる許可を得てないからさ、はっはっは」
「あの~~……本人が目の前にいるのにそういうエロゲの説明的な台詞言うのやめてくれる?」
「あ、ハイ、すんません」

やばい、またいつの間にか口にしてしまってたようだ
……って

「女の子がエロゲなんていうなよ」
「いいじゃない、私だって声優志望なんだし、そういう知識だってあるわよ」

嗚呼、俺の中の可憐な少女という設定がくずれていく……

「それにしても、昨日貴方が寝た後ずっとToHert2やってたんだけどさ。
 貴方、エッチなシーンの直前でセーブする癖があるのね……セーブデータみたらビックリよ」

……
ああ、もうどうにでもしてくれ。

「さて、朝食にしましょうか、何か作ってくれる?」
「ああ、はい、これ」

そういって俺はさっきコンビにで買ってきた食料を少女に渡す。

「ありがとう、あ、ちなみに私の事は沙希でいいからね」

そうして、俺たちの朝の食事が始まる。

「ところで……」

俺はどうしても言いたいことを口にする

「沙希ってさ、もしかして親父さん、ときメモの虹野沙希が好きだったりしたのかな?」
「……貴方、その年でときメモ世代だったのね……」

こうして、この声優志望で何故か突然俺の前に現れた不思議少女、
二宮沙希は俺と一緒にこの一つ屋根の下で生活を共にすることとなった。
正直に言えば、俺はうれしさを隠せなかった。
友達もいなくて、ゲーム三昧な俺にとって、人と、しかも女の子とこんなに長い間はなすなんてことは
奇跡に等しく、そしてまたゲームのキャラクターとはちがう充実感というか萌えを感じていた
嗚呼、親父達よ……
ありがとう、そしてしばらく帰ってこないでくれ……

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そう、俺は気になってたんだ、朝の沙希の謎の微笑みが

「んじゃ、俺は学校行くけど……留守頼むね、出かけるときはそこの鍵をしめて鉢植えの下にでも」
「うんうん、わかったよおんぷ」

……。

「口でおんぷって言わなくていいから!」
「ほーら、いいから早く行って来なさい!今日はきっといいことがあるはずだから!」

そうして俺は半ば強制的に家を追い出された。
それにしても、沙希は何故あんなに機嫌がよかったのだろうか?

「まあいい、俺はテンプレートな日々から脱出できたのさハッハッハ」

そうして俺も、沙希につられて、機嫌よくルンルン気分ハピハピ気分で学校へ向かった。
いや、ハピハピ気分ってなんだ?
そして、学校についた俺は、沙希の笑顔の理由を知ることになった。
嗚呼、どこから俺の人生はこんなジェットコースターのように激しくなってしまったんだろうな?

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断言しよう。
普通に考えると、こんなベタでギャルゲでいうなら出会い・エンドフラグがたつようなイベント
“知り合った女の子が同じクラスに転入してくる”なんてことは有り得ない。
……はずなんだ。

「えっと、二ノ宮沙希です!声優を目指すため、上京してきました!よろしくね!」

そう、担任が急に転入生がきたとかいうから俺は興味のないフリをしつつ
実は内心気になっている様子で教壇の隣の引き戸を睨んでいたのだが
担任の掛け声で入ってきた少女は、ポニーテールのよく似合う沙希であった。

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「ね、言ったでしょ?今日はいいことあるって」

いいことね……。
確かに俺も少しはうれしい……いや、正直にいってしまえば
ここで某巨大掲示板の勇者達のようにブーーーンといいながら空を飛んで見たいぐらいうれしいさ。
……もちろん、そんなことはしないけどな。
だけどな、だけどな?
確かにもう高校生にもなっていじめられてはないさ。
だけど、俺は昔から人見知りというか人を近づけないオーラがでてるせいか友達なんていない。
俺はそれでよかったんだ、よくないけど。
でも今じゃ、野郎共の視線が痛いし、ヒソヒソと何か言われてるしさ。
うむ、絶対俺と沙希が一緒に住んでることは内緒にしておこう、そうしよう。

「……まあ、俺たちが一緒に住んでるって事は内密に……」

1時間目の授業、数学教師の生田がアホみたいに黒板に図形を書いている中
俺はヒソヒソ声で沙希に言う。

「んー、そうね。分かったわ」

沙希は意外と素直に同意してくれた。
……いや、それもそうか。
沙希はパッと見、いやパッと見じゃなくても美人だし
俺みたいなネチネチひきこもってるオタクなんかと一緒に住んでると思われたくないだろう。
……あ、なんか自分で言ってて悲しくなってきたぜ
そして、かったるい数学の時間が終わり
俺は宿題としてだされた問題の√だのなんだの、Sinだのなんだのの意味不明な数字を眺めて溜息をつきつつ
ちらっと沙希の方をみると(といっても俺の隣の席なのだが)
さっそくたくさんの女子に囲まれていた。

「俺もどっかに転校すりゃ多少はかまってもらえるのかね?」

そんな俺の独り言に構ってくれる人もおらず、ただむなしく脳内で俺の声にエコーがかかるだけだった。
そして、その放課後。
まあ、なんというかね?
イベントといえば聞こえはいいが、事件がおこったのである。
俺、南無。

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【WEB拍手レス】

中々面白いですよww・・・先が読めないのもGOOD!!、まさかあのネタを使うなんて・・・

有難うございます、色々ネタみたいなのをいれましたが 分かってくれる人がいてうれしいですw

おもしろいです!!続きが早く読みたいです!

有難うございます、なんか俺も書くのが楽しい感じなので 好評ならこれからも続けていこうかなw

久々の小説キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!www(ぇ そして二次元好きの主人公か・・・
続きが気になるぜ・・・でも俺が主人公だったらそのまま三次元に触れずに終わるk(ry(ぉぃ

サークルのほうの、小説の仕事というかが今年はもうないので ぼちぼち腕をあげるというか、ならしつつ版権物小説もやっていきますよ! D.C.の小説とかw

ことり可愛すぎるよ(;´Д`)ハァハァ・・・帽子もよく似合いすぎだよ(;´Д`)ハァハァ・・   
というか・・・俺はもうことりがいなかったら死ぬなw(ぉぃby白河ことり依存症、白河族信者、そして・・
孫のななかにも手を出す不届き物・・・その名はDESTINY of Shirakawa!!w(ぁ

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)孫にまで手だしちゃいかんっしょ!!w それにしても、DCSS第一話のことりがたまらんっす(;´Д`)ハァハァ

2006年07月28日

オリジナル小説:星に願いを─空想の姫─ 第一話

今日は、日記ではなく、腕試し?というか暇つぶしに書いた小説をのっけてみます。
読み終わったら感動などくれるとうれしいですw(しょうもないけどw)


俺は夢なんてもっちゃいない。
なぜなら、現実は厳しすぎるし、
実際、人なんてものは自分より弱いものをいじめないと気がすまないらしく
俺は毎朝、登校すると当然のように上履きが隠されたりしていたし、
とにかく俺はいわゆる「いじめ」というやつを受けていたのだ。
最初は俺も抵抗したさ
でも、ちょっと大人な思考をめぐらせた僕はまるでインターネットの匿名掲示板の
荒らしのように相手にしたら余計喜ばせるんじゃないか?という考えに至り
何をされても何もレスポンスを返さないことにした。

どうだい?
俺はこんなにもしょうもなくくだらない男なんだぜ?

「おはよう、神宮寺君、調子はどうだい?」

そんな物思いに浸っていた俺に話しかけてきたのは理科担当の沢井先生。
顎の無精ひげが特徴的だが、実はかなり若かったりする。

「ええ、まあ、ぼちぼちです」

俺は適当な返事をして横をすり抜ける。
ちなみに、1度だけ僕がいじめられているところを助けてもらったことがあって
それから色々と仲良くさせてもらってる。
まあ、友達もいないしね、俺。
そして俺は今日も退屈な、何も変わらない日々を過ごした──

この時の俺は、世の中なんてつまらないことの繰り返しで
人──、いや俺はそのつまらない輪廻の中で年老いて死んでいくのだと思ってた。

だけど、それは違っていたのかもしれない
きっかけなんてほら、何処にでもあるものだろう?

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相変わらず外は蒸し暑く
夏の風物詩らしいセミはミンミンと煩い音を出し続けている

「なあ、そんなに大声で泣いて、それで1週間後には死んで、何がたのしいんだ?」

俺は下校の途中近くの木に止まっているセミに向かって話しかけて見る。
当然、返事をするわけもなく、セミはただ俺の声に応えるかのように煩い音を出し続けた。

「そうかい、まああんたの人生だ、勝手にしてくれよ」

そうして俺はセミの前を去る。
嗚呼、明日から夏休み。
どうしようかね?
いや、普通の学生であるならばいろんな計画を立てて、はしゃぎもするんだろうが
友達も居ない俺は予定も何も無く、両親は海外に出張という
ギャルゲーに出てきそうなさえない主人公的設定な俺なのである。

「12人の妹とか、突然でてこないかな、お兄ちゃんって」

『お兄ちゃん!』
『兄くん!』
『兄チャマ!』

俺の脳内で脳内の12人の妹が俺に呼びかける。
はぁ……ゲームのキャラはいいよな、こんな俺の相手もしてくれるんだし。
そうして寂しさのあまり独り言をつぶやいたり
ふと妄想に浸ったりしていた俺に、声がかかった。

「ふーん、でもさ、12人も妹がいると大変じゃない?ほら、兄弟喧嘩とかさ」

これが、俺と少女の出会いだった。
今思えば、恥ずかしい出会いだな、俺たちって。

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俺は声のしたほうに振り返ると
そこにはまるでアニメの中の美少女のようにツインテールのよく似合う少女がいた。

「ぁ……えっと、その」

くそ、なんてことを聞かれてしまったんだ!
でもあれだな、なんでこんな独り言をぶつぶつつぶやいてる俺なんかに話しかけてくるんだろうな?

「貴方、面白い人ね。ちょっと道を聞こうと話しかけようとしたんだけど、ずっと1人でぶつぶついってるし。」
「……その、ごめんな。俺、ちょっと変な奴だからさ」
「あはは、そうだね」

そういって少女は笑う。
やばい、俺ツインテール萌えなんだけど

「それでさ、ここに行きたいんだけど……」

そういって少女はメモ用紙らしきものを俺に渡す。
なるほどね。

「俺の家の近くみたいだね、よ、よかったら一緒に、くりゅ?」

あ、思いっきり舌が滑った。

「え?いいの?やった、ありがとー。正直もう野宿かなーとか思ってたりしちゃったんだよね」

おいおい、野宿って……。
俺以外の人に道を聞けばいいことだろう?
それとも何か、100円玉1枚もってゲームセンターにいく学生のようにチャンスは一度キリなのか?
ちなみに俺的ゲームセンター格言は『俺たちには100円玉の数だけ可能性があるんだ!!』だ
いや、俺が勝手に作っただけだけどな
おっと、そんなしょうもないことを考えてる場合じゃなかった

「んじゃ、俺についてきてよ」

そういって俺はあまり距離をはなしすぎず、近づきすぎずに先導する。
ああ、やばいな、俺ってほら、デジタルな女の子以外の女の子と話したことあんまないからサ。
そうして俺は少女のメモのとおりの住所に向かったわけなのだが……

「うーむ」
「あっ、写真でみたことある!うん、ここだよここ!」

少女はまるでわたあめを買ってもらった女の子のようにはしゃいでいる。
いや、いまどき綿あめもないか。
とりあえず

「なあ、俺とフラグを立てる気があるのかい?君は」
「そうだねぇ~、とりあえず出会いのフラグは立ったんじゃないかな?」

──ハッ、俺は何を言ってるんだ
これじゃ、折角のフラグチャンスが……って……え?

「それより、ありがと、私が探してた家、ここだから」

そういうと少女は足取り軽く、その家のインターホンを押していた。
うん、まああれだな。
なんというか、なんといえばいいのか、ああ、わけがわからなくなってきた。
とりあえずわけが分からないこの状況を打破すべく、俺は帰宅することにする。
少女の横をとおりぬけ、玄関の鍵を開ける。
さて、こういうときのリアクションというか、なんというかが困るな

「えっと、私めに何か御用でしょうか?」

とりあえず、俺は普通に家からでてきて客人の対応をする息子のようなアクションをした。
そんな俺の目をまっすぐ見て、少女はただポカンとしていた。

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「……と、いうわけなんだよ!」

少女はニッコリと笑い、俺にそう言った。
ちなみに少女の前には暖かいコーヒーが湯気を放っている。
もちろん、俺が淹れたものだが、買い置きの缶コーヒーを温めただけであるまる
まあ、とりあえず突っ込んでおくか

「いやいや、と、いうわけなんだよと三点リーダーを2個も重ねて言われても意味わからないから」

俺がそういうと少女は満足げに微笑み

「まあ、というわけでこれから宜しくね」
「いや、その訳とやらを説明してほしいんですけど」

簡単に説明すると彼女の話はこうだった。

・なんか親父と関係があるらしい
・最近まで一人暮らしをしていたのだけれどこっちの専門学校に来たかったため状況
・どこに住むか困っていたところ、親父から息子と暮らせといわれた
・そして我が家を訪れた

「さて」

俺は電話機の前にたち、110番を押す

「あの~、なんかうちに怪しげな女性がおしかけてるんですが」
「ちょ、ちょっと!」

気がつくと、受話器は少女によって電話に戻されていた。

「離してくれ!俺は三次元のポニーテールなツンデレ娘は一切信用しないことにしてるんだ!!」
「……お兄ちゃん、離して」
「は、はい」

……。
落ち着いたところで、話をもどそうか。
この少女、二宮沙希は声優を目指す俺と同じ高校生らしい
いや、俺も声優を目指してるわけじゃなくて、高校生ってのが同じって意味な?
色々と不振に思った俺だが、親父に電話して確認してみると、間違いの無い事実だった
俺が、一つ屋根の下に男(俺)と美少女が一緒に住んでいいと思ってるのか?
と聞くと

『なんだ、お前三次元の女の子には興味がなかったんじゃなかったか?』

…………。
もういい、さっきの親父の発言は忘れることにする。

「へぇ、アンチ三次元なオタクって本当にいるのね~」
「人の心の呟きにまで突っ込みをいれないでくれるかな?」
「いや、だって君のブログに書いてるし」

………
なんというか、あれだ
なんでこの少女は勝手にパソコンを起動して俺のブログを観覧してるのでしょうか?

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