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ボツネタ公開

最近内容の薄い日記ばっかりなので
ここで俺のPC内のSSフォルダの没作品を1つ乗っけてみるとします。
最終更新日時をみてみると2007/1/02となっているので八ヶ月も前のSSですねww

というわけで題名はありませんが暇つぶしにでもどぞー(未完成ですが
とりあえず俺はシャッフルSS(亜沙先輩)がかきたかったようです

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永遠なんてない。
誰しもがそう言う。
永遠、それはずっとずっと途方も無くずっと続くことを意味する。
だけど、俺は思うんだ。

永遠はあるさ、絶対に。

そう、そんなことを思えるぐらい、俺は幸せに満ち溢れていたのだから──

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『悪魔にも神にもなれる男』
かつて俺はそう呼ばれていた。
神王の娘、リシアンサス。
魔王の娘、ネリネ。
この2人の何ともBIGな2人が婚約者だと言って俺の元へやってきてから俺の平穏な日々は
音を立てて崩れていった。
いや、平穏でもなかったかもしれないな。

「稟くん、早く行きましょう、神王様と魔王様がお待ちですよ」

芙蓉楓。
俺の幼馴染で小さな頃に両親を無くした俺を居候させてくれている。
たまにはゆっくり休んで欲しいって思うぐらいの働き者で
料理の腕は一流、炊事家事勉強なんでもござれの美少女である。
そう、このただならぬ容姿のためか、『きっときっと楓ちゃん』通称KKKという
ファンクラブまで出来ている。

「……ま、平穏じゃなかったのは昔からか」

幼馴染で家が一緒、つまりKKKの連中にとって俺は敵なのだ。
事あるごとに絡まれ、KKKから逃げるのが日課となりつつもあったりする。
それが今では、シア、ネリネのファンクラブと3つのクラブが毎日俺を攻め立てるわけである。

「……ま、それも過去の話、か」

時は流れる。
流れに比例し、人の心も移り変わる。
結果から言うと俺は神にも悪魔にもならなかったのだ。

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「よくきてくれたな、稟殿」
「稟ちゃん待ってたよ、ささ、早く入った入った」

俺と楓を迎えたのは神界の王、魔界の王である2人だった。
しかし、いつも思うが所帯じみすぎである。

「お、おじゃましま~す」

楓が2人のテンションに困惑しつつ遠慮しがちに上がる。
俺もそれにならってわざわざ俺用にと神王のおじさんが用意してくれてるスリッパを履く。
……どうでもいいが、なんでこうフリフリと邪魔くさいものがついてるんだ?
いや、言うまでもないか。
確実におじさんの趣味だもんな……。

「や、稟ちゃんいらっしゃい」
「稟さま、お待ちしておりました」
「稟くん、早く早く」

亜沙さん、ネリネ、シアも出迎えてくれた。
そしてこの3人の中の1人、時雨亜沙──亜沙さんは俺の恋人である。

「稟ちゃん、今日はボク特製のシフォンケーキも用意しちゃったよ!」
「おお、それは楽しみだなぁ」

そして、何を隠そう俺の恋人、亜沙さんは料理が大得意なのである。
まあ、あの楓に料理を教えたぐらいだからな……。

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「稟どの~~~飲んでるか~~~!」
「稟ちゃん、今日の日のために仕入れてきたのこ極上ワイン、是非飲んでくれないかい」

……。
まあ、今日は忘年会をやるってことで来て見たけど。
案の定、神王と魔王のおじさんたちはすっかり出来上がっていた。

「お父さん!」
「お父様!」

バキッ、バコッ、ドコーーーン

そして、娘達にのめされる2人。
……ご愁傷様です。

「稟ちゃん」

俺がそんな2人の王の姿を見つめていると、後ろから恋人の声が聞こえた。

「ああ、亜沙さん、どうかしましたか?」

俺がそういうと亜沙さんは俺の手をとって

「ちょっと涼みに行こっ」

無理やり俺を引っ張る。
全く、本当に強引なんだから、この人は──
そう思いながらも、隣のこの人の温もりに思わず笑みをこぼしてしまう俺だった。

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俺と亜沙さんは宴会会場の隣の部屋のベランダで肩を並べながら綺麗な満月を眺めている。

「今年も終わりだね、稟ちゃん」

そういう亜沙さんは月夜に照らされ酷く神秘的な美しさを放っていた。

「そうですね、お正月が楽しみですよ」

俺がそういうと亜沙さんはクスリと笑い

「楽しみって私のおせち料理かな?それとも──」

亜沙さんが意地悪な笑みを浮かべながら顔を近づけてくる
全く、この人は本当に──

「ん……」

可愛らしくて仕方がないんだから──

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「さ、名残惜しいけどそろそろ皆の所に戻ろうか」

俺と亜沙さんはどれぐらいの時間そうしていたのか
どちらからともなく体を離す。

「そうですね、そろそろシアとネリネを止めないとおじさん達の命が危ないですしね」
「あはは、そうだね」

そして俺と亜沙さんは名残惜しさを感じつつベランダをでた。
すると前方に月夜に照らされている何かを見つけた。

「稟ちゃん、あれ何だろう?」

亜沙さんの指差す先の謎の物体を手にとってみる。
それは、古びたカードのようなもので、真っ黒な絵柄でよく何が書いているのかは見えないが
白い人と黒い人が上下で並んでいる図柄だった

「うわぁ、なんか怪しい匂いがプンプンするねぇ、これ」

そういって俺の手から亜沙さんがこの怪しげなカードを取る。
そう、今思えば。
この時このカードを手渡さなければこんな事にはならなかったのに──。

亜沙さんがカードに触れた瞬間、突然カードから光が溢れた。
これは、亜沙先輩が俺の命を救ってくれたときと同じ光──

「稟ちゃん……、これは……」

亜沙さんが心配そうな顔で俺を見つめてくる。
が、依然として手にもっている怪しげなカードは光を放ったままであった。

「なんか、魔力をもってる亜沙先輩に反応しちゃって何か発動しちゃったような雰囲気ですね……」

俺がそういうと亜沙先輩は俺の腕をぎゅっと抱きしめて

「稟ちゃん、一緒に神王様に謝って♪」

なんて、言って来る。
……っ

「はいはい、分かりましたよ。一緒に謝りにいきましょう」

この時俺は、本当に謝ったら済むような軽い問題であるのだと思っていた。
しかし、自体は発泡スチロールのような軽さもなければ、神王のおじさんでさえ
笑い飛ばせるような問題ではなかったのだ。

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取りあえず俺は、何かあったら危ないので亜沙さんからカードを奪い取り
(危ないからボクが持ってるといって聞かなかったのだが)
みんなの要るよっぱらい軍団とゆかいな仲間達のいる宴会場へと戻る。

「おう、稟どの──」
「何処に行ってたんだい、稟ちゃ──」

神王と魔王のおじさん2人がまってましたといわんばかりに俺たちを出迎えてくるが
その表情が一瞬で凍りついた。

「神ちゃん」
「ああ──やっかいな事になっちまったな」

2人は苦笑いを浮かべながら俺達にはさっぱり分からないが何かを察知したらしい。

「シア」
「ネリネちゃん」

2人のおじさんがそう言うとシアとネリネは黙って頷き、2人の体から淡い光が溢れる。
そう、魔法を唱えていた。

「おじさん、これは一体……」

一向に状況のつかめない俺は2人のおじさんに問う。
状況の掴めない、とはいったものの、とりあえずヤバイことは雰囲気から伝わった。

「その稟どのが持っているカード。それは昔魔界と神王を荒らしまわった犯罪組織がつかっていた魔力をもった札でい」
「私達がなんとか封印してその後神ちゃんが管理してたのだけれどね」

魔王のおじさんが苦笑しながらそういう

「すまねぇ、稟どの。封印溶けちまったみたいだ」

うあ……。
もしかして、もしかするとこれってすごくヤバイ状況でわ?
さっきから亜沙さんは何もいわないものの、小刻みに震えていた。

「……ご、ごめんなさい。魔力をもった私が触った所為で──」

さっきから黙って震えていた亜沙さんが大きく声を張らせて言う。
亜沙さんがそういうのを暖かな笑顔で見つめながら

「いや、私達も微量ながら魔力を放出してしまっている。緊急時には一切の魔力はでないようにできるんだけれどね」
「ああ、本当にすまねぇ。どうやらここにいる俺やまー坊、シアにネリっこの魔力がトリガーになったらしい」

ふとシアとネリネの方を見てみると、二人は何かに耐えるように魔法を唱えていた。
楓に関しては既に気を失ってしまっている。

「これは僕達でギリギリかもしれないね、神ちゃん」
「ああ、いくらシアやネリっ子でもこの魔術行使には耐えられないだろうな……」

珍しく神王のおじさんが真剣な表情をする。
まあ、イコールそれほど重大な事態ってことなんだけど。

「で、具体的にどうなってしまうんですか?」

俺がそう言うと魔王のおじさんが俺の肩に手を置き

「このカードは完全犯罪のキーとなったカードでね。
 このカードを使った人は全ての人の記憶から消える。
 つまり、稟ちゃんは僕と神ちゃん以外の人から忘れられるってことだよ」

──ドクン
心臓が高鳴る。
──ドクン、ドクン
俺が皆に忘れられる……?

「わ、私は絶対に稟ちゃんのこと忘れないんだから──!」

亜沙さんが俺の腕をしっかりと抱きしめたまま
シアやネリネ、おじさんたちと同じように魔法を唱えていた。

--------------------------ここまで


【WEB拍手レス】

雑談掲示板を有効活用するためにニコ動とメルブラのスレでも作ってみればいいんじゃないかとか行ってみるてすと
    紅チキン

確かに、それは名案ですね! 早速ニコニコのスレでもたててみます!