オリジナル小説「星に願いを─空想の姫─」第5話
というわけで、続きを書いてみたのでうpします~。
感想やらは随時受け付けております!
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「じゃ、これよろしくね」
そういってニコニコ顔の沙希が俺に渡してきたのは
大量の同人誌が入った籠だった。
いやいや、どういうことだ?
「んもー、こう言うときは男が黙ってお金をだすものでしょ!」
そんな事を言いながら、沙希が同人誌の詰まった籠を俺に押し付けてくる。
根負けした俺はしぶしぶその籠をうけとるが
「普通、こういうものを買うか……?」
俺があきれたような口調でいうと
沙希は得意げな顔をして
「貴方だってどうせ見るじゃない、それでお互いが幸せになれるんだから
それでいいじゃない」
いや、確かにぱっとみてどれも俺も興味がある同人誌ばっかりなのだが
R-18がほとんどというか全てR-18仕様だし
沙希の前でそんなものを堂々と見るわけにもいかないし
そんなことを俺が色々と頭の中で考えていると
「ま、帰ったらじっくり一緒に見ましょうね♪」
なんて意地悪な笑みを浮かべながら微笑んできた。
ああ、悪魔だ。悪魔。
天使のような悪魔だ、うん。
そして俺は周りの店員やら客から様々な思いのこもった視線でみられながら
レジでお金を払い、その店を後にした。
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そしてそれから、沙希に引っ張りまわされ
ゲームセンターにつれていかれたり、絶対に行くまいと決めていた
電気やにまでいき(もちろん、沙希の希望で)パソコンを2人で物色していた。
俺と沙希はパソコンの話で盛り上がりながら、結局1時間ほどパソコンコーナーで時間を費やした。
それがさっき。
そして今は日の暮れかかったオレンジ色の空の下。
俺と沙希は2人でベンチに座り、クレープを食べている。
俺たちの間に会話はないが、それは苦痛な沈黙ではなく
どこかやさしく暖かい、そんな感じの雰囲気だった。
嗚呼、やっぱり俺はこの少女に恋をしているんだ。そう改めて思った。
ニコニコ顔でクレープを頬張る彼女の口、仕草、笑顔、全てが俺を魅了していた。
そう、俺がこんな事に気づかなかったら、もう少し幸せな日々を送れていたのだろう。
「で、沙希。結局沙希は何者なんだ?」
終始ニコニコ顔でクレープを頬張っていた沙希だったが
その表情は一瞬で曇り空のような曇り顔になった。
「何いってるのよ、事情はちゃんと話したでしょ」
「ああ、そうだな」
しばらく、沈黙が続く。
そして俺はその沈黙を破るように言う。
「全て、出来すぎてるんだよ、沙希。
声優志望で、金髪で、ツインテールな女の子。
それは、俺が中学校の頃にかいた卒業文集にも載ってるんだよ。
俺はそういう女の子と出会いたいって」
「……」
「そして極めつけは今日。
町案内をしてほしいと沙希からいっておいて
どういうことか沙希は俺が案内する前に自分から店に入って行った。
つまり、最初の道に迷ったというのも嘘で全て仕組まれていたことだったんだよな」
「……」
沙希は、重い表情をしたまま口を開かない。
俺は構わず続ける。
「大方親父の事だ、1人暮らしの俺が心配で俺好みの女の子を
金に物を言わせて雇ったんだろう。
もう少し気づかないフリをしてこの幸せを噛締めていたかったんだけど
もう限界だよ」
「……」
相変わらず沈黙が続く。
俺も特に発言を催促するわけでもなく徐々に暗くなっていく空を見上げていた。
それからどれぐらいの時が立っただろうか。
1時間だったかもしれないし、実はたったの5分だったかもしれない。
沙希が意を決したように口を開いた
「ごめんなさい。貴方の言うとおりに私は雇われの身。
貴方好みの女の子を演じていました。
でも、仕事だと分かっていたのに、どうしてだが私も仕事を忘れて
楽しくなっちゃって。
本当にごめんなさい」
嗚呼、やっぱりそうか。
そうだよな、そうだよな。
出来すぎてたんだ、何もかもが。
俺みたいな冴えなくてジメジメしてて、気持ち悪い男の前に
出来すぎたような、日々妄想しているような少女が現れるわけがないのだ。
あははははははは──
目から汗が大量に流れてくる。
なんでだろうね、全然止まらないや。
そして困惑の表情を浮かべたまま沙希は俺を見つめていた。
そりゃそうだろうな。男が大量の涙、しかも
カラ笑いしながら泣いてるとなりゃ、どうすりゃいいのかもわからないよな。
ははは、情けねえよな。ホント
「あんた、バカァ?」
・・・・・・は?
世界が止まった。
そんな気がした。
沙希があんな表情してるから何を言うかと思えば・・・・・・
「あのね。私、お金のためならなんでもするような女に見えるのかしら?」
沙希のこめかみの辺りに筋がういてるのは見なかった事にしたほうがいいだろう。
「……まあ、いいわ。こんなに早く勘付かれるとは思わなかったけど」
そういって沙希はポケットからハンカチを取り出し
俺に近づき、やさしく涙を拭いてくれる。
「全く、私も冗談が過ぎたね、ごめん。まさか泣き出しちゃうだなんて」
「お、俺はお前との楽しかった日々が全部嘘だって思ったらたまらな──くっ」
「あ~あ、もうほらほら、泣かないの」
そうして、沙希は再びハンカチで俺の涙をぬぐってくれる。
嗚呼、本当に情けない。
でも、本当によかった。
この数日間も、この気持ちも、全部嘘にならなくて済んだ。
「で、私がここにきた理由。それは貴方に私の両親を救ってほしいからなの!」
「は?」
沙希のいきなりすぎてしかも訳の分からない言葉に俺は間抜けな返事をしてしまう。
両親を救うって?俺が?
「ちょ、ちょっとまった、どういうことだよ」
俺がそう聞くと沙希は立ち上がって夜空を見上げた。
月光に照らされたその姿は、とても美しかった。
「3年前の、霊山での事件、知ってる?」
3年前の霊山……ちなみに霊山というのはこの町にある
昔戦争で死んだ人だとかなんとかの霊がたくさんでると言う
普段は誰も近づかない山である。
3年前その霊山で起きた事と言えば……
「あ……まさか、いや、そんな……」
「ワイドショーでは“消えた両親、残された少女”だなんて特集されたわね」
……。
3年前、霊山で少女を1人残して両親が消えた事件。
少女の話によれば霊山に引き込まれるように両親2人が入っていき
いつのまにか消えたという。
警察による大掛かりな捜索も甲斐なく、依然両親は行方不明のまま。
残された少女の名前は確か──
“二ノ宮沙希”
……なんてことだ。
沙希がまさかあのとき残された少女だったなんて──
「神隠し」
「え?」
「神隠し、って聞いたことある?」
「ああ、突然人が消えたりするあれだろ」
「そ。私の両親はね、異次元空間にとらわれたままなのよ」
……。
神隠し、異次元空間、とらわれの両親。
おっけー、おっけー、落ち着いて整理しよう。
沙希は3年前の取り残された少女で、両親は異次元空間へと拉致された。
なるほどね。なるほどなるほど……
「で、俺は何をすればいいんだ?」
俺がそういうと沙希はキョとんとした表情で俺を見る。
なんだなんだ、そんなに見つめられると照れるじゃないか。
「こんなバカみたいな話を信じるの?」
俺は立ち上がった。
そして自然と沙希の手を握り、正面を見据える。
はて、いつから俺はこんなに大胆になったのだろうか?
きっと、沙希が泣きそうな顔で、それでいてうれしそうな表情で
しかも月明かりに照らされてその姿がすごく魅力的で
そんな少女が始めて自分の名前を呼んでくれて
しかも助けを求めて、俺を頼ってくれているのだからこれは自然な行為だとも思えた。
うん、そうだな、こんな事言われちゃ、誰だってこうなるさ。
俺が大胆なわけでもなければ、見境がないわけでもない。
「当たり前だろ、沙希の言うことなんだから」
俺が俺の用いる限りの笑顔で沙希に告げると、沙希は俺の背中に手を回して
抱きついてきた。
「ずっと、辛かったろ?」
「うん、うん……」
「ずっと、寂しかったろ?」
「うん、ずっと寂しかった……ずっと1人だった」
「もう、1人じゃないから。沙希は俺が守るから」
「う……うわあああ──」
沙希がついに声をあげて泣き出した。
この少女はずっと孤独を、ずっと味わってきたんだ。
「有難う。有難う──!」
泣きながら俺に礼をいう沙希。
俺はこれからずっとこの少女を守っていこう。
どんなものからも、どんな事からも。
そう、強く思った。
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というわけで今回は急展開を見せてみましたよw
沙希と今回で名前が明らかになった主人公「神宮寺恭介」はこれからどうなるのか──!?
次回もお楽しみに!
というわけで感想お待ちしてます
【WEB拍手レス】
『月神恭介の憂鬱』(爆
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)俺全然関係してないっすよ!w
そうか。じゃあ、エロゲのバナーはどうなるのかな?
あんまりダイレクトすぎるものは張れませんよ DC2とかそういうのは別で……。 だって明らかにジャンル違うし・・。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060826/etc_am236.html
これはいいデュアルコアですね。
2次キャッシュ容量が1コアあたり256KBだけど。
byデュアルコアだけどエロゲしかしないから無駄にスペック高いM岡
AMD\(^o^)/はじまた
音姫の巫女画像がほしい!by新堂了司
DC2でもやって自力で回収してくだされ……w
二ノ宮って本名ッスか?by新堂了司
もちろん架空の人物・架空の話なので俺の本名ではありません あしからず・・・w
朱ちゃんと言えばD.C.の美春ですねb(自分で朱ちゃん=ソノラっていっときつつ)
ああ、そっか、そういえば美春の声もやってますよね(ぉぃ なんかときメモ3自体は駄作だったのに印象がつよかった・・・謎だ・・・。
byソノラに心動かされ、もう2次元男のままでいいからソノラのフィギュア欲しいと思いつつある紅
俺の今居る環境では とても女の子の魅力を感じたりあこがれたりすることができません 家でエロゲやってりゃそれでいいやと最近思います(ぉぃ
なんていうか、最近朱ちゃんの追っかけになった気がするbyまた紅。
追っかけの人って本当にすごいですよねw 毎回毎回、遠くからライブとかイベントに行ってる人もいるみたいだしw
じゃあ、小説の題名はダルセーニョで!
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)意味がわかりませぬw
ルイズのツンデレはやばい・・・ 最強だよ・・・
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ルイズって誰!?